大和ハウス工業。この有名な企業を知らない人は読者諸氏の中にはいないだろう。昭和22年に会社を設立し、昭和34年にはプレハブ住宅で日本住宅の常識を覆したその勢いはまだ残っている。それは株にも現れていると言えるとも思う。配当利回りは3%、1株の配当が107円……それに対してEPSが356円となっている。
更に言えば、この大和ハウスはハウジングメーカーでは日本のトップクラスだ。安心感がまるで違う。それに2020年で行われる東京オリンピックにも当然、大和ハウスは施設開発として協力している。その時期に近づけば近づくほど株価も一気に上がることは難しいとしても、下がることはまずないのではと考える。オリンピックの施設開発が要であることは違いないだろう。おまけ程度ではあるが、100株を買うと1000円の割引券が手に入る。これを目当てに買うのは愚策だが、長く大和ハウスと付き合うならばあって損はないはずだ。