再び吹くインバウンドの風、大水

大水、という会社を知っている人は、よほどの株マニアなどか、あるいは水産系の会社に詳しい、あるいは従事している方だろう。こちらは日本水産(ニッスイ)の持分会社であり、関西を拠点とした水産の卸売、及び冷蔵倉庫などを展開している。徹頭徹尾の水産系卸売問屋であり、技術革新やITなどといった爆発的な熱量を持つ事業にはかすりもしないと言えるだろう。そのせいか、やはり注目している人も少ないはずだ。だが、この昨今の円安、そして新たに旗揚げされる次のインバウンドブームは、明らかに日本の水産業に追い風となる。実際に海外と比較すれば、日本の食事(外食)というのは、本当に破格の安さだ。その上日本の水産物のクオリティは世界の中でトップレベルと言える。寿司・和食に限らず、イタリアンでもフレンチでも中華でも水産物は必要となる。そしてインバウンドと言えば、東京はもちろんだが、何と言っても大阪、京都だろう。今はまだ雌伏の時として穏やかな株価だが、仕込むなら今と言える。おすすめしておきたい。

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