ラウンドワン、ＣＭなどでも一応それなりの知名度はあると思われるし、この記事を読んでいる諸氏もおそらくご存知であろう。あのボーリングのピンのオブジェで有名な総合娯楽施設運営会社だ。一見すると、少子高齢化のために今後は難しいビジネスのように見える。もちろん国内、というくくりで見ればそのとおりだ。だが、ラウンドワンは最近海外に進出しており、じわじわとその食指を伸ばしている。
ここまで聞いてもやはり、海外展開はどの会社もやっているのではないか、今更ラウンドワンにそれほどの強みがあるのか？ と思われるだろうが、日本というのは娯楽先進国と言える。実はラウンドワンのような総合的な娯楽施設、というのが存外少ないのだ。そういうこともあって、爆発的なブーム、とはいかないものの、手堅く海外展開が進んでいるというわけだ。日本だけに目を向けず、海外のマーケットも視野に入れた時、ラウンドワンは将来性のある銘柄として、おすすめできる。ここはポートフォリオに入れたい１つと言えるだろう。